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■肥満は飢えと関係がある? |
肥満は、人類が絶えず飢えにさらされてきたことと深い関係があり、人類が安定して食料を得ることができるようになった農耕社会が始まるまでは、乏しい食物から得られたわずかなエネルギーを出来る限り効率よく利用し、残りはすべて体の中に蓄えておく仕組みが、人類に必要でした。そこで、余ったエネルギーをすべて脂肪に変え、皮下あるいは内臓に蓄えることにより、人類は体内に脂肪を蓄積する能力を身につけたわけです。これが肥満の原因です。 |
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■現代社会と肥満の原因
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しかし、今日、車、電車、労働等すべての面で、エネルギーの消費が少なくてすみ、かつ、好きなときに好きなだけ食べられる現代社会においては、脂肪を蓄えた細胞は、燃焼してエネルギーを供給する必要が少なくなりました。体では使われずにたまる一方の脂肪が肥満の問題を引き起こします。現代人の肥満は、食べすぎ、運動不足に加え、さらに食事や運動をした後や体温を一定に保つために、体は生理的に熱を発生しますが、この働きが低下している場合(熱産生障害)などが原因になっています。1990年代に体内に大量の脂肪を蓄積する能力を有する「肥満遺伝子」が発見されました。この遺伝子を持つ人が、食べすぎ、運動不足などの生活習慣になじんでしまった時、熱産生障害の異常がある時、肥満になると考えられています。 |
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■ダイエットと食品 |
● 脂肪燃焼させる可能性のある食品 |
・ガルシニア ・キトサン ・ガラナ
・クロム ・パパイヤ ・プーアル茶等 |
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● 血糖値の上昇抑制させる可能性のある食品 |
・ギムネマ ・玄米 ・グアバ ・クロム
・バナバ ・ヤーコン ・石蓮花
等 |
食後の血糖値の上昇抑制はダイエットにも必要
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米食、パン、類などの糖分は、腸で消化吸収されブドウ糖に代謝され血液に入ります。これにより血糖値が上昇しますが、膵臓からインシュリンが分泌され、ブドウ糖を体内の細胞に運びエネルギーに代謝さえ、血糖値が低下します。
このような、インスリンにより血糖値の上昇が緩やかだと、ブドウ糖を細胞に入りエネルギーに転換されますが、血糖値の上昇が急激な場合、ブドウ糖を処理しきれずあまった分が中性脂肪に転換します。
結局、血糖値を緩やかに上昇させることが糖分を中性脂肪に変えないことにになり、ダイエット成功のひとつの鍵を握っていることになります。 |
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